豆知識その4の2

知識

・タイヤメーカー「ブリヂストン」の創始者の名前は石橋さん。(橋⇒ブリッジ 石⇒ ストーン)

(株式会社ブリヂストンは、1931年3月1日に石橋正二郎によって福岡県の久留米市で創業した。「石橋」さんだから「ブリッヂストーン」。社名は、創業者の石橋正二郎にちなみ、英語の「ブリッジ」(橋)と「ストーン」(石)を合成したものである。姓を直訳して「ストーンブリッジ」では語呂が悪いので、逆さにして「ブリヂストン」とした。また当時、タイヤの世界的ブランドだったファイアストンのような一流企業になりたいという思いも込められた。同社は公式ブログで、もう1つの社名の由来を紹介している。BRIDGESTONEというのは、英語では石で橋を築く場合の大切な要石(キーストーン)を意味する。創業当時のブリヂストンの商標は、クサビ形のキーストーンの中に略号のBSと描かれている。)

・インド人で頭にターバンを巻いている人の割合は、人口全体のたった2%。

(日本人にとって「インド人=ターバン」のイメージは非常に根強い。しかし実際にインドを訪れてみると……意外にもターバン人口が少ないことに気づく。ひょっとしてインドではターバン文化が廃れてきているのだろうか? それは非常に寂しいことである。その事情はシーク教徒こそが「ターバンを巻いたインド人」の正体である。国勢調査によるとシーク教はインドで5番目に信者の多い宗教だが、5番目といっても全体の1.7%。つまりターバンを巻いているのは、インド人50人に1人もいないということになる。ではなぜターバンを巻くのかというと、シーク教徒は髪の毛を切らないのである。だからターバンの中に髪の毛をしまっているというわけなのだ。)

・病気は「かかる」なのに風邪は「ひく」と言う理由

(「病気にかかる」「インフルエンザにかかる」「花粉症にかかる」などと表現するが、何故か風邪の時は「風邪をひく」と表現する。また、「風邪にかかる」という表現は使われるが、「病気をひく」「インフルエンザをひく」「花粉症をひく」という表現は使われない。
「かかる」は漢字では「罹る」と書く。そして、国語辞典には「好ましくないこと、病気、災害、刑罰、迷惑などが身に及ぶ。ふりかかる」と説明されている。また、「罹」という漢字は「網」と「鳥」と「心」を組み合わせた字とする説がある。つまり、「網にかかった鳥の心」となり、「災厄が身に及ぶこと」を表した漢字である。一方、「ひく」は漢字では「引く」と書く。国語辞典には「自分の体に受け入れる。身に及ぼす」と説明されている。つまり、「体内に引き込む」という意味である。「風邪」の時だけ「引く」の動詞を使うのは、昔、風邪は病気とは考えられていなかったことがその理由に挙げられる。「風邪」の原因は「悪い風=邪気」と考えられていた。そして、「風」に「邪気」の「邪」の字を当てて「風邪(かぜ)」と読むようになった。古代中国では「風邪」の原因は「肉体に何らかの影響を与える大気(邪気)」と考えられていた。つまり、原因ははっきりしないが何か悪いものを体の中に引き入れた結果が「風邪」という状態だと考えられていた。
日本では平安時代には「風が体内に入ること」を「風邪をひく」という言葉で表現していた。そして、「風邪をひく」という言葉は貴族から庶民へと広がっていった。このように、昔の人は「悪い風=邪気」を体の中に引き込んでしまうと、咳が出たり熱が出たりと体調が悪くなると考え、「風を引き込む」という意味で「風邪をひく」という言葉が使われるようになった。「風邪」だけ「ひく」が使われるのは、風邪は他の病気とは原因が異なると考えられていたためである。)

・チョコレートという言葉は直訳すると「苦い水」という意味になる。

(日本語「チョコレート」は英語 chocolate からであるが、英語 chocolate はスペイン語 chocolate(チョコラテ)から(フランス語 chocolat ショコラ もスペイン語から)である。
このスペイン語 chocolate は、中央アメリカのアステカ諸語の一つであるナワトル語(Nahuatl)の xocolatl(ショコラートル)からで、この xocolatlは、ナワトル語の xocolli「苦い」+atl「水」からできた言葉である。スペイン語には「xo ショ」音がないので「cho チョ」になりました(フランス語で cho が再び「ショ」音になった)。)

・ポカリスウェットは直訳すると「汗ジュース」という意味になる。

(実は英語圏で「ポカリスウェット」というと、「ポカリさんの汗」という意味になり、英語圏の人が初めて見ると「汗ジュース!?」と驚く。大塚製薬の公式サイトによれば「ポカリスウェット」は発汗により失われた水分、イオン(電解質)をスムーズに補給するための健康飲料だそうだ。体液に近い成分を適切な濃度で含んだ電解質溶液であるので、体内にすばやく吸収されるそうだ。そのため、スポーツや仕事のとき、お酒を飲んだ後や入浴・就寝の前後など、様々なシーンにおいて渇いたからだを潤すのに適しているという。)

・英語圏の人が「カルピス」という言葉を聞くと「cow piss(牛の小便)」に聞こえてし まう。

「カルピコ」とは、英語圏で販売されている「カルピス」のことである。私たち日本人にとって「カルピス」は馴染み深い名前であるが、なぜ海外では「カルピコ」なのであろうか? 答えは「カルピス」の発音にある。「CALPIS(カルピス)」の発音は、英語圏では「Cow piss(カウ ピス)」にとてもよく似ている。実際に口に出して発音してみると、どれだけ似ているかよくわかる。「Cow piss」とは、日本語に訳すと「牛のおしっこ」という意味になる。せっかくあんなに美味しい「カルピス」もそんな名前では、外国人も「NO!」というわけである。)

・セブンイレブンのロゴの文字はnだけが小文字になっている。(正式な理由は明かされて いない。)

(国内最大規模のコンビニエンスストアチェーン、セブンイレブン。元々はアメリカのサウスランド社という会社が現地で展開していた店舗で、日本発祥ではない。セブンイレブンの最初の店舗は、1927年にアメリカのテキサス州で誕生した小さな氷販売店であった。コンビニエンスストアの原型となったのは、氷の他に卵や食料品、日用品などを売るようになってからである。しかも、当時はセブンイレブンという店名ではなかった。のちに事業が拡大し、日本での展開が始まったのは、イトーヨーカ堂がサウスランド社とライセンス契約を結んでからである。現在使われているロゴマークは、アメリカでコンビニエンスストアの原型としてビジネスを開始した頃に考案された。1946年に店名を「7-ELEVEn」としてチェーン展開を行うようになり、現在のロゴマークはこの頃にデザインされたものである。ちなみに、「セブンイレブン」という店名は、展開当初の営業時間が朝7時から夜11時までだったことに由来している。セブンイレブンのロゴマークは、文字で書くと「7-ELEVEn」となり、最後のnだけ小文字になっているのが正式である。このロゴが生まれた2つの説を紹介する。
1つ目の説はデザイン面による理由である。ロゴ考案当時、社長の妻が「ELEVENの文字をすべて大文字にするより、最後のNだけ小文字にしたほうが美しいのでは?」と提案したといわれている。確かに、すべて直線のみで構成される文字よりも、一部だけ曲線が入ったデザインのほうがおしゃれに見えるかもしれない。
「n」の説2:商標登録問題
もうひとつの説は、商標による理由である。当初、「7-ELEVEN」と全て大文字で登録しようとしたところ、申請が通らなかったため最後のNのみを小文字にした、という説もある。「7-11」などのような単純な数字だけでは商標登録ができないため、なんとか考え出された苦肉の策なのかもしれない。)

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