歴史

歴史

 越後の龍上杉謙信そして松代

子供の頃から歴史、それも戦国時代のものをよく読んだ。多くの武将の中でも上杉謙信が好きだった。戦国時代越後の国を治めた武将で,越後の龍と恐れられ、戦上手の武将であった。初名は長男景虎、関東管領を次いで上杉政虎、最後に称した謙信は法名である。一...
人生

 庶民派藤沢周平

一時藤沢周平をよく読み映画も殆ど見た。江戸時代を舞台に、庶民や下級武士の哀歓を描いた時代小説の作品を多く残した。とくに、架空の藩「海坂藩(うなさかはん)」を舞台にした作品群が有名である。子供の頃から歴史の戦国時代ものが好きで、上杉謙信、武田...
世相

 大義の末(城山三郎) 

2007年3月22日城山三郎こと杉浦英一が亡くなった。1927生まれの城山は多感な時期が戦争中と重なる。2007(平成19)年5月21日に開かれた「お別れの会」で佐高誠は辻井喬こと堤清二や渡辺淳一と共に弔辞を読んだが、この会には中曽根康弘や...
世相

 身長5フィートの巨人「緒方貞子」

緒方貞子は犬養毅の玄孫で国際政治学者として日本人初の国連難民高等弁務官、アフガニスタン支援政府特別代表を歴任し、国際協力機構 (JICA) 理事長をつとめた。夫の緒方四十郎は緒方竹虎の子供である。母方の曽祖父は犬養毅である。 緒方貞子の功績...
歴史

 2.26事件と梅津美治郎 

2.26事件は日本の大きな転換点だった。半藤一利の本を参考に書く。まず「皇道派」と「統制派」について考える。根本的違いは「皇道派」が、「皇軍や皇道という考え方を中心にした国家の改造や転覆を狙っていた」のに対して、「統制派」は「あくまで陸軍大...
人生

 真実を追い求めた小説家・吉村昭  

吉村昭は、記録文学や歴史文学の第一人者として活躍した作家で、多くの文学賞を受賞した。彼の作品は、現場や証言、史料などを徹底的に取材し、人間の本質や感情をリアルに描き出す。吉村の作品にたいする綿密な調査,小さな疑問にも詳細に納得がいくまで調べ...
人生

 映画「最後の忠臣蔵」

池宮彰一郎原作の映画「最後の忠臣蔵」は良かった。 主演は役所広司、佐藤浩市、桜庭ななみで、 音楽は加古隆であった。あらすじは 赤穂浪士の生き残り・寺坂吉右衛門が大石内蔵助から「事件の真実を後世に伝え、浪士の遺族を援助せよ」との使命を受け、よ...
世相

  沖縄を見捨てた「密約」

先日ブログに沖縄返還の密約を書いたら、翌日朝日新聞が沖縄の「密約」を載せた。不思議な因縁だと思った。沖縄の1972年返還が決まった69年11月の日米首脳会談で、非核三原則を掲げ「格抜き、本土並み」を目指す佐藤栄作首相とニクソン大統領が返還後...
歴史

 沖縄と「密約」

初めて飛行機に乗ったのは新婚旅行の時である。私は高所恐怖症で、さらにあの飛行機という物体が宙を浮くのが信じられなかった。だから飛行機は極力さけてきた。新婚旅行は沖縄に行った。沖縄に行くのには飛行機を選ばざるを得なかった。沖縄では石垣島、竹富...