豆知識その1の1

知識

 インターネットで色々なサイトを見ていたら、豆知識というものに出会い、興味を持った。意外なものもあり、その由来も知りたくなり、その一つ一つを調べはじめた。そのうち雑学ネタ帳というサイトにも出会いそれも利用させ貰う。それらを、これから私のこのサイトに載せていきたいと思う。なお詳細な内容についてはウィキペディアを利用させて貰った。ご了解をお願いしたい。

・日本最大の砂丘は鳥取砂丘ではなく、青森県にある「猿ヶ森砂丘」

(猿ヶ森砂丘は、青森県東通村の尻労から小田野沢までの太平洋沿岸に広がる、約1,500haの砂丘。鳥取砂丘の面積が約545haだから、ぶっちぎりの広さで堂々の日本1位である。でも、「鳥取砂丘は日本最大級」というフレーズを聞いたことがある人も少なくないはず。確かに鳥取市の公式サイトなどには、「日本最大級の砂丘」と書かれている。気が早い人は「騙された!」と思うかもしれませんが、実はこの表記に嘘はない。より正確に表現すると言葉足らず。ウィキペディアで調べると「観光可能な砂丘としては日本最大」と書かれている。つまり、猿ヶ森砂丘は観光ができない砂丘なのである。青森県は、陸上自衛隊 第9師団や航空自衛隊三沢基地、海上自衛隊八戸航空基地などが置かれる、国の自衛活動には欠かせない要所。猿ヶ森砂丘も防衛省の下北試験場(弾道試験場)の敷地になっているため、一般人の立ち入りが禁止されている。しかも、訓練内容は弾道試験など、超がつくほど危険なことばかり。たとえ一般開放されていても、戦車が砲撃訓練をしている横で、のんびり観光なんてできないだろう。立ち入り禁止にするのも当然である。)

・空港の滑走路の草の短い理由

(空港の滑走路の周りには芝生のような短い草が生えていることが多いが、草を短くしているのは安全を守るためである。滑走路の草が長いと、鳥や人などが隠れてトラブルや遅延の原因になるためである。滑走路の草を短くすることで、鳥が集まったり、そこで巣を作ることを防ぎ、鳥が飛行機に衝突したり、エンジンに巻き込まれる「バードストライク」などのアクシデントを未然に防ぐことができる。これらの理由から、空港の草はこまめに手入れをして、草が短い状態を維持している。ちなみに、滑走路の周りに草を植えている理由としては、非常時における飛行機のクッションとしての役割がある。そのほかに、有害な気流を治める効果や騒音の吸収、砂埃の飛散防止、土壌流出の防止などの役割が挙げられる。現在では舗装された滑走路が一般的だが、土や芝生など舗装されていない滑走路もまだ残っている。滑走路の草に関連した情報で、大阪国際空港(通称:伊丹空港)では年に3回の草刈りを実施している。発生する刈草は年間約900トンにもなる。この膨大な量の刈草は、従来は処分していたが、現在では多くの鹿が生息する奈良公園へ飼料として提供している。また、刈草を活用して有機肥料「伊丹空港1号」「伊丹空港2号」を開発。空港内の農園で野菜作りに使うほか、地域の学校や近隣住民に配るなど、滑走路の草は有効活用されている。)

・1円玉1枚を作るための材料費は3円かかる。

(1円玉はアルミニウムを使用しており、1枚に必要な原価は0.3円程。それを加工する費用など換算すると3円くらいかかるらしい。
そうなると他の硬貨の原価が気になり2018年の資料となるが調べた。
1円玉・・・3円
5円玉・・・10円
10円玉・・・13円
50円玉・・・12円
100円玉・・・15円
500円玉・・・20円
やはり原価率が一番悪いのは1円玉。ロシアのウクライナ侵攻や円安により銅やアルミニウムなどの資源価格が高止まりしている。このような資源価格の高騰は、わが国の硬貨製造にも影響を及ぼしていると考えられる。具体的にいくらぐらいの製造コストがかかっているかは明らかにされてはいないものの、三菱UFJ信託銀行のコラム「お金の原価を徹底解説!日本の紙幣や硬貨の原価は?世界の貨幣の原価は?」によれば、2018年度における1円玉の1枚あたりの製造原価は約3.1円、5円玉は約10.1円、10円玉は約12.9円と額面金額を上回っていると試算されている。2018年度に比べて製造原価は上がっている可能性が高いため、実際の製造原価は額面をはるかに上回っている可能性があるのである。
 あるサイトに次のような話があった。面白かったので載せる。
 「いったい、1円玉と5円玉によって1日にどれほどの時間が無駄になっているのか、もしどこかに研究している人がいてデータがあったら教えていただきたいのだが、私の個人的な感覚として、長い列に並んでいる無駄も勘案して(私がよく行く北千住LUMINEの地下の売り場ではかなり並ぶので)、平均して1日1人あたり15秒、無駄になっていると仮定しよう。あくまで仮説です。この15秒に1億2000万人を掛けると、50万時間となる。日本中で1日あたり50万時間の無駄が生じている。これに時給1000円で換算すると、5億円になる。日本人は1円玉と5円玉によって1日あたり5億円、1年あたり1825億円を失っているということになる。これは客側のロスである。当然、店舗側のロスも大きい。レジではわずかな時間のロスの積み重ねが行列に繋がってしまう。大きなスーパーであれば、1円玉と5円玉がなくなることによって、従業員がレジにいなければならない時間が減るだろう。人件費が一人分ぐらい減るかもしれない。人減らしをしろということではなく、その分、仕入れや商品開発など他の生産性の高い業務をしてもらうことで、会社全体の生産性を上げることが可能だということだ。また、1日の売り上げのレジ締めも楽になるはずだ。1円単位まで間違いがないか数えるのは大変である。特に個人店では、売り上げを入金したりお釣りを用意したりするのも大変だし、釣り銭用に銀行で両替をするのに枚数に応じて手数料がかかるので、そういう労力やコストも減ることになる。
1円玉と5円玉がなくなると、銀行も扱うコインの種類が減って確実に業務が楽になる。ATMやセルフレジなどの機械も、コンパクト設計にできるだろう。機械の価格が下がるかもしれない。そして、システムの処理速度も上がるだろう。いいことずくめである。悪いことがあったら教えていただきたい。既得権益以外で。ちなみに現在、1円玉を製造するのにかかる製造原価は3円ほどだそうだ。現在のアルミニウム製の1円玉が世に流通したのは1955年で、それから今までなんと4400億枚も作られていて、現在約400億枚が流通しているという。近年は2014年の5%から8%への消費増税に合わせて2億枚近く製造している。5円玉の製造コストは7円で、現在、約110億枚が流通している。1円玉と5円玉を廃止すれば、これらの製造費用が必要なくなる。そればかりか、このコインを回収することによって金属が回収できる。1円玉は1グラムのアルミニウムが使われているので、もし400億枚回収したら、総重量は4000万キログラム。アルミの価格は1キログラムあたり260円程度なので、約100億円になる。5円玉は3.7グラムの銅と亜鉛の合金で、地金価格はわからないがこれもスクラップとしての価値があるはずだ。一つの案だが、この回収に際しては、銀行に持ち込んで現金化するだけでなく、NPOやボランティアなどが、募金活動で集めたらいいと思う。不要になった1円玉、5円玉を、「銀行で両替するのではなく、苦しんでいる人たちを助けるための活動に寄付してください」といった運動を展開すると良いのではないか。そもそも、何よりも、電子マネーの普及によって硬貨のニーズは減る一方で、市場でダブついているという。時代も変わったことだし、消費増税をして10%にするならば、1円、5円のニーズは確実に減るだろうから、廃止のいい機会とすべきではないか。何より期待するのは、日常で使う最も小さな価値のコインが10倍になることが、インフレマインドを生むきっかけになるのではないかという点である。とにかく日本は20年以上もほぼデフレ状態が続いているから、GDPは停滞し、世界経済から遅れをとっている。
『「失われた30年」を体感した経済ライターが、令和に切に願うこと』にも書いたが、平成が始まった30年前にはアメリカの6割、中国の6倍だった日本のGDPは今、アメリカの4分の1、中国の3分の1になってしまった。一刻も早く2〜3%ほどのインフレ率を取り戻さなくては、日本には未来はない。「ものの価値が上がっているから、不要な小さなコインがなくなったんだな」という、なんとなくそんなインフレ感覚を国民全体に植え付けること。これこそが景気浮揚策になるのではないか。そもそも1円玉が生まれた1955年は終戦から10年が経ち、高度経済成長のちょうど入り口ぐらい。国家公務員Ⅰ種の初任給が8700円で、貨幣価値はおおよそ現在の20分の1ぐらいだったようだ。つまり1円は、生まれた当時の20分の1ぐらいの価値しかないわけだ。とはいえその価値はこの20年はむしろ下がっているわけだが…。貨幣価値が下がった貨幣を廃止するのは珍しいことではなく、世界中で普通に行われている。カナダは2013年に1セント硬貨が廃止されている。EUでも近年、国によって1、2セント硬貨の製造を廃止している国は多いそうだ。
「1円を笑うものは1円に泣く」と言ってお金を大切にし、「ご縁がありますように」と5円玉を御賽銭箱に入れてきた私たちにとって、たいへん馴染みのある硬貨ではあるが、時代も変わったことだし、そろそろ引退してもらってちょうどいいと思うわけである。」)

・飛行機の機長と副操縦士はフライト前に同じ食事をとらない。(2人同時に食中毒に かかるリスクを避けるため。

(「旅客の機長と副操縦士はフライト前に同じ食事をとらない」というルールはない。「フライト中の食事を出来るだけ別のメニューにする」というルールがあるだけである。現実には海外では乗務員は同じホテルに泊まっているのでホテルの朝食はみな同じメニューになり、別々の食事にするのは困難である。関係者の話によると機長と副操縦士が乗務前や乗務中に同じ物を食べないと言う話はそれらしく伝えられているお話だけで、現実はそうした事はない。地方空港でホテルに宿泊して早朝便に乗務する時にはホテルで朝食が提供されるが同じ物を食べているし、昼や夕食時に乗務が掛かる時では、事務所に会社が用意したお弁当が有るが、二人で同じ物を持っていく事もよく有るそうだ。同じ物を食べて二人一緒に食中毒に成ったら大変だと言う理由で同じ物は食べないと言う話が作られているだけだとのことである。会社の規定で決められている事はパイロットが機内で食事をする時には同時に食事をしてはいけないと言う事だけである。)

・計算上、宝くじで1等が当選する確率よりも、隕石が自分に落ちてくる確率の方が高い。
(サマージャンボ宝くじに当たる確率は、約2億分の1(1/20,000,000)で、人が地球上で隕石に衝突する確率は、約160万分の1(1/1,600,000)である。 

 インド南部で、隕石に当たって男性が死亡したとの通報があり、調査が行われた。米NASAは、この通報が信憑性に欠けるとして、隕石ではなく地上で何らかの爆発が起こったのではないかとの見方を示した。では、実際のところ隕石による死亡事故とは、どのくらいの確率で起こるのだろうか?
 まず「隕石」は、宇宙空間から落下してきて地表に衝突する物質のかけらのことを指す。米国で一番知られているのは、1954年、アラバマ州シラコーガで起きた隕石事故だろう。アン・ホッジスさんが自宅のソファーで昼寝をしていると、ソフトボール大の黒い岩石が天井を突き破って、ホッジスさんの脇腹に落下した。幸い大事には至らなかったが、この事故には後日談がある。隕石の所有権をめぐって大家と争いになり、ホッジスさんはノイローゼになってしまったのだ。1992年10月には、米国ニューヨーク州ピークスキルで、落ちてきた隕石が明るい火の玉となり、停めてあった女性の車を直撃した。
 なお、1825年に、インドで、隕石に当たって男性が死亡、女性が負傷したとの報告があるが、この事件に関しての事実確認は取れていない。1827年にも、インドのムホウで腕に隕石が当たって負傷した男性がいたと伝えられている。牛や馬が隕石に当たって死亡したとする伝聞も残っている。
 隕石が落ちて結婚式(1929年)や葬式(1924年)ができないという事件もあった。特に珍しいのが、2007年にペルーの村に落下した隕石が引き起こした事件だ。隕石の落下の衝撃で、地面からヒ素の有毒ガスが放出され、村人たちは健康被害を訴えたのだ。
 記憶に新しいところでは、2013年にロシア中部に落下した隕石の落下事故だろう。衝突による衝撃は広島に落とされた原爆の20~30倍はあったとみられる。衝撃波によって窓ガラスが割れるなどして1200人が負傷、被害総額は3300万ドル(約40億円)に上るという大事件だった。
 こうした実例があるものの、宇宙からやってきた岩石で怪我することは、非常にまれな出来事と考えてよさそうだ。以前、米フロリダ州立大学の天文学者マイケル・レイノルズ氏は、ナショナル ジオグラフィックのインタビューに対しこう語ったことがある。「隕石に巻き込まれる確率は、竜巻と落雷とハリケーンの三つ同時に襲われるよりもさらに低いです」
隕石に当たる確率を計算
 確認可能な過去の事例が少ないこともあり、私たちが隕石に当たる確率を出すのは難しい。米テュレーン大学の地球科学教授スティーブン・A・ネルソン氏は、2014年にこれを試み、論文で発表した。それによれば、人が一生の間に局地的な隕石、小惑星、彗星の衝突で死亡する確率は「160万分の1」だという。
 自動車事故に遭う確率は90分の1、火事に遭う確率は250分の1、竜巻は6万分の1、落雷は13万5000分の1、サメに襲われる確率は800万分の1。米国の宝くじパワーボールに当たる確率にいたっては1億9500万分の1だ。
 ネルソン教授はまた、地球全体に影響を与えるような巨大な小惑星または彗星の衝突で死ぬ確率を「7万5000分の1」とした。意外と高い数字だと思われるかもしれない。ただ、地球には、白亜紀末に隕石が衝突し、多くの生命が死亡したと考えられている過去もある。この衝突が原因となって、絶滅してしまった種も多かった。死亡原因は直接の衝突の衝撃ではなく、衝突で引き起こされた熱、放射能、太陽を覆い隠すほどのちりによるものと考えられている。
 天文学者のアラン・ハリス氏も同様の計算をして、生きている間に宇宙からの物体の衝突を受けて人間が死亡する確率を「70万分の1」とした。衝突の規模が大きければ、死亡する確率も高くなるという。
 インドでどのような証拠が見つかるかはまだ不明だ。もし本当にそれが隕石によるものだったと証明されれば、きわめてまれな事故として記録に残ることになる。)

・夏目漱石の脳は、エタノールに漬けられた状態で東京大学医学部に保管されている。

(昔のコミュニスト系の人たちは偉い人の脳みそ残すの好きだったようで、スターリンとかレーニン、毛沢東も残していたと思われる。
 夏目漱石の脳は東京大学医学部標本室に保管されている。当時の病理学教授・長与又郎が「日本民族の優秀性」と銘打ち、「傑出人の脳」コレクションのひとつとして採取保存したものである。残念ながら、許可を得た医療関係者をのぞき、一般の出入りは禁止されている。
【以下東大保存の脳一覧】
横山大観(日本画家)
平賀 譲(海軍造船中将・東京帝大工学部教授。戦艦「大和」の設計者)
中谷宇吉郎(物理学者・随筆家。人工雪の作製に世界で初めて成功)
斎藤茂吉(アララギ派の歌人・精神科医)
浜口雄幸(第27代内閣総理大臣。昭和5年、東京駅構内にて狙撃さる。翌年死亡)
内村鑑三(キリスト教思想家)
桂 太郎(元長州藩士・陸軍大将・第11代内閣総理大臣)…etc)

タイトルとURLをコピーしました